No study nor picture, no life.

一日「一学習 or 一写真」

逆数の応用: レンズの焦点距離合成

逆数の学習 (初歩・すうがく篇)(脳みそre-fresh series)

レンズの焦点距離の合成について学んだ;
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2枚のレンズを重ねると合成焦点距離は、
f=(1/fa + 1/fb)の(-1乗)
だと言う。
(-1乗) って逆数のことなので、この計算は、できる。
f = (fa*fb)/(fa+fb)
だ。
では、レンズ3枚では難しいぞ。
f = (1/fa + 1/fb + 1/fc)の(-1乗)
だ。この計算は(まあ思い出して)
f = (fa*fb*fc)/(fa*fb + fb*fc + fc*fa)
となる。
でも4枚だとますます難しい。
(忘れてしまった。)
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ここで逆数 (-1乗) の計算できる関数電卓を持ち出すことに。
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q;
焦点距離1.5mのレンズと焦点距離2.5mのレンズを重ねた。合成焦点距離は?
a;
f = (1/1.5 + 1/2.5)の(-1乗)
計算すると、0.9375m
「なるほど、距離が縮むわけね。」

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並列抵抗の抵抗値も同じ。;

1 ohm,R1
2 ohm,R2
の並列では抵抗値R とすると、
1/R = (1/R1+ 1/R2)
が抵抗値だ。

1/R = (1/1 + 1/2)
1/R = (3/2)
then, R = 2/3 ohm
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#逆数を学ぶ

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と以下を思い出してしまった。;;;

市販品の抵抗値についての雑学。

抵抗の値は一種の対数。
 
抵抗値を4本線のカラーコードで示すのは知っていた。
おさらい;左から、1(2桁目の数字)、2(1桁目の数字)、3(乗数)、4(許容誤差)
として色で識別できる。
 
ところで市販の抵抗の値はとびとびの数値。
1.0 ohm, 1.5, 2.2, 3.3, 4.7, 6.8, 10, 15,----とか。
これを「E6系列」と呼ぶそうだ。

なぜ中途半端かは、以下の括弧「」。
「10(n/6乗) を計算してみる。
10(0/6乗) = 1.0,
10(1/6乗) = 1.467,
10(2/6乗) = 2.154,
10(3/6乗) = 3.162,
10(4/6乗) = 4.641,
10(5/6乗) = 6.812
10(6/6乗) = 10
10(7/6乗) = 14.67799」
なるほど。

3.162 だけは3.3 と少し違うけど。
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#物知りになる